表通りから1本入った所に ひっそりと佇むBAR『BLUE』 青い蛍光灯で書かれた文字が その存在を主張している 陸斗と二人で中に入ると既に盛り上がっていた テツの横に寄り添う凛 退院したものの左腕にはまだ包帯が巻かれていた 「凛!!退院おめでとう」 そう言って凛に抱きついた 「ありがとう、色々心配かけてゴメンね」 テツから凛を奪って、カウンターに座る テツが泣きそうな顔で こっちを見てるけど知ったこっちゃない 輝真が作ってくれた いつものジュースを飲みながら久し振りに会話が弾んだ