「ありがとう、雅陽」
今。
雅陽の部屋にいる。
雅陽は飲み物とお菓子をテーブルに置いてくれたところ。
飲み物はグレープジュース、お菓子はスナック菓子。
「いただきます」と言ってグレープジュースを飲み、スナック菓子を食べる。
雅陽と少しだけ会話をして。
勉強をスタートさせる。
「彩ちゃん、教えてほしい問題があるんだけど」
しばらくすると。
雅陽から質問が。
「いいよ。
どの問題?」
「この問題なんだけど」
雅陽がその問題を見せた。
「あ、この問題は……」
雅陽に解き方を伝えて。
「彩ちゃん、ありがとう。
すごくわかりやすかった。
彩ちゃん、教え方上手だね」
雅陽がとても喜んでくれた。
そして褒めてくれた。
「雅陽の理解力が良いからだよ。
だけど、そう言ってもらえると、すごく嬉しい」
そう言って雅陽の方を見た、ら……。