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「さっきの、本当?」
放課後。
絢斗くんが「家来る?」と言ってくれたから、絢斗くんの部屋にいる。
他の人にばれないように時間差をつけて絢斗くんのマンションに入って、時間を潰すためにいたコンビニで買ったプチシュークリームをふたりで食べている。
「さっきの?」
絢斗くんの隣で、どうしても緊張するから少しだけ距離を開けてソファーに座っていると、絢斗くんが口を開いた。
「前の学校で彼氏いなかったってやつ」
「本当だよ。絢斗くんが初めての彼氏、だし」
なんだか言っているうちに恥ずかしくなってきて、語尾が小さくなる。