勝手に…彼女を想像してみたりしていたけれど…やっぱり正解。

悔しいけど可愛い。

期待通り…綺麗…。

なんか…益々、私って…「都合のいい…」

ダメダメっ!

綺麗な人を見るとネガティブになる自分。

「あの… 初めましてっ。」

……って。

変かな…?

こんな挨拶で…あってる?

「 ………………。」

何?

ギャルの間? 

可愛い人のあざとい間?

会話のキャッチボール…する気無し??



「橙子先生、ごめんね。
ママとお子様ランチのカレー食べちゃった。」

煌君がすまない顔をして私を見上げる。

私はその視線にしゃがんで両手を握る。

「いいよぉ〜♪ よかったね、煌君。
ママが来てくれて。」

煌君がその返事をする前にエリさんが口を開いた。