「もう昼休み終わったよ〜はよ腕離せて!?」



あたしゎ薫を睨みつけて言った。




「はいはい。」



薫ゎそう言ってあたしの腕を離した。




薫ゎ五年のくせに背が170もある長身でもちろん足も速くていつも運動会ゎ全校リレーを走っている。



顔ゎ…
うち的にゎイマイチだったかな。

みんなから見れば〜…
「王子様」かな…。

今考えてみても絶対ありえ〜ん!!



「どうも〜(笑)」


あたしゎ薫に笑顔を向けた。



「お前もうちょっとかわいらしく-ありがとう-って言えないわけ?」



薫ゎいつもS発言をあたしにしてくる。


もちろんあたしもSだから薫に負けてたまるか!!





「はい?お前うちがせっかくお礼言ってあげたのに。何その態度ゎ?」




よし!!
十分S発言できた!…はずなのに…。




薫ゎニコニコしながら…


「…よっと(笑)」



なぜか頭が涼しい…。


ん?

帽子ゎ?


…帽子!





「あっ!うちの帽子!返せてハゲが!?はよ返せて!先生こっちきてるし!」




あたしゎ薫が握ってる帽子を何度もジャンプして取ろうとするけど…


五年で一番背が高い薫と五年で二番目に小さいあたしじゃかないっこなく…



もう掃除始まってるし。



先生がこっちに向かって。
怒鳴った。



「長友!山崎!おまえら走ってこっちにこい。」



先生〜あたしなんも悪くないよ〜。



ふと薫を見ると目があった。


「ざ・ま・み・ろ」


あたしゎ薫に言った。





そしてあたしと薫ゎ掃除時間がおわっても先生に怒られていた。