「ん?お前もウンコしてえの?てか、男子便と女子便別だから連れションできねえよ?」


「あ、それは……」



私が口を濁すと、芹沢はハハッと笑った。



「じゃ、そこでちょっと待ってて。すぐ帰ってくるから」



しばらく廊下の窓からボールで中庭で遊ぶ男子たちをボーッ見ていると、タオルで手を拭きながら芹沢が再び現れた。