そう思いながら平然を装って部屋を出た。




―――――――――――――

――――――――



それから約2時間が立ち、私はテレビを見ながらソファに座っていた。


……彼方くん大丈夫かな。

心配になりながらソワソワしていると、リビングのドアがガチャっと開いた。

そっちに振り向くと、眠いのか目を擦っている彼方くんが。

……か、可愛い。


彼方くんは私に目を向けると、トコトコと私のところまでやってきた。
そして、私の隣に座った彼方くん。

え、可愛い……。