そして、そのめったに無いチャンスを多くの人間が、じっと息を潜めて待っている。




私の課の課長が、うつ病になり長期入院になったのはほんの数ヶ月前の話であった。




当時、主任であった私に課の皆が言った。




「次は必ず、坂本さんの番です!」と・・・




「「いや・・私なんか、上司受けも良くないし、ダメだよ!」




そんな私に・・




「真面目にコツコツしている人間を必ず誰かが見ていてくれます。」と部下の1人で笑顔で言った。




ただ、現実は甘くない。




そう、結局は、誰も見ていてはくれないのだ。




どんな人間が、評価をされるのか?それは、上司に好かれる人間なのだ。




どんな人間が、評価されるのか??それは、上司にゴマをすれる人間なのだ。




そう、いくら、真面目にやっていてもそれだけではダメなのだ。




誰かにそれ認めてもらわなくては、ダメなのだ。