そう、私は感じる事ができる。




ふと、1通のメッセージが来ている事に気がつく。




ハンドネーム「ミミ」




「初めまして!何時も読ませて頂いております。




そして、何時も心の中であなたを励ましています。




多分、あなたの周りには多くの人間が集まっているでしょ。




良かったら、私もそんな仲間の中に入れてもらえませんか?」




それが、「ミミ」との初めての出会いであった。




私は、直ぐに返事を書いた。




「初めましてベッキーと申します。




こんな私でよろしければ、お友達になってください。」




ドキドキしていた。女性からメールを貰うなんて何年ぶりだろう??




私の心は大いなる妄想で包まれる・・・




そんな幸せに浸っていると急に部屋のドアが開き嫁が、不機嫌に言った。




「電気代が勿体無いでしょ!早く寝なさいよ!!」と・・




私は、急いでパソコンの電源を切りベットに潜り込む。







もう、多恵子と別の部屋で寝始めて何年になるだろう?




最後に多恵子を抱いてから、どれくらいの年月が過ぎたのだろう??




今日、私は、不思議にも2人の女性に偶然に出会った。




そして、この2人の偶然に出会った女達が、私の人生を変えて行こうとは・・




夢にも想わなかった。




私は、小さなそんな幸せを胸に深い眠りについたのであった。




人生は、二度無いから、悔いの無い人生を・・




そんな言葉が、再び、私に問い掛ける。




私は、幸せなのか?今の生活は・・幸せなのかと??




人生は辛すぎて私の手には、負えない。