「私は、お金が欲しくてアミみたいにお願いした。
私は逃れたくて、欲しいのは簡単には手に入らないことを知って
お母さんからプレゼントされた大切な財布を、学校の焼却炉で、燃やしたーー。


灰になって悲しいって泣いてた私のそばで女の子の声がした」



私を見ていた冷めた瞳はーーーー
だんだんと薄れていき。



「女の子の声の主が、自らアプリを削除しますか?ってーーーー
私のアプリは消えた。
信じて大河。」




大好きな彼にーーーー
冷たい瞳を、見せられ泣きそうになって居たら、頭を数回ポンポン撫でられた。




「あー、悪かったな。
つい過敏になって睨んだの許して欲しい。
つまりーー殺られる前に"反省"したフリでもしとけばアプリを削除してくれる訳か」



えーーー?



フリーー?



大河。



何を言ってるの?