ーーーーーーーーーーーー
「親友だったけどさ、ムカつくからアプリで殺してください!ってお願いしたら、まじで叶ったんだよ」


なんて、笑いながら話していた彼女の瞳に


色は無いーーーーーーーー。




"人、1人の命を奪った人間に



制裁をーーーーーーーー"






私は真っ二つに分かれたクラスメイトを
睨んだ。





工事中の従業員。


集まる野次馬。




止まらないサイレン。


知らない人の様に、逆向きに私はーー



歩き出した。