「陽菜は何でも美味しそうに食べてくれるから
作りがいがあるな 」


「だって翔馬のご飯は何でも美味しいもん 」


「それは嬉しい。お昼もお弁当作ったから食べてね 」


お弁当まで用意してくれるなんて…



「翔馬、ありがとう。
お昼の時間も今から楽しみ 」



「陽菜が笑顔になってくれて良かった
でも、お昼ご飯ののことばかり考えてないで勉強も頑張って 」



「うん 」


「ま、わかんないところあったら俺が教えるから 」



勉強もついていけるかなり不安だったけど、


心強い言葉によって救われた。


…大丈夫。なんとかなる。



そう思いながら、ご飯を食べた。