「さてさてシェフレラさんよぉ」
一方その頃、鈴菜も相棒に話しかけていた。
「怪物が現れた、変身した、それを倒した、」
「つまり私たちは今現在確かにヒーローなんだ」
『どうしたんだよ相棒、急に』
「ヒーローが現れるときってパターンがあるんだよねぇ」
「まず、一般人に正体が知られているか否か。それからヒーローが戦っているときに他の人はどうしてるのか。あとは変身者に何らかの代償があるのか、変身時の肉体的な変化はどうなってるのか、あとは───」
「メンバーカラー、だね」
『…意味がわからないレラ』
「ねぇ、私たちって正体知られちゃダメなの?」
『それは自分たちリレーション・セントラルの住人が相棒たちプリキュアにしか見つかっちゃダメって言われてる以上はダメなんじゃないかレラ?』
「むー確かに」
「じゃあ次、プリキュアの戦いは他の人にも見られる状況なわけ?」
『…そんなこと知らない、ってかさっきからそんな質問責めして相棒どうしちゃったレラ』
「そりゃもう!ヒーローは魂ですから!」
『…レラ?』
「この国の創作物としてのヒーローは凄いんだよ!特撮技術と言いアニメと言い!!人々の根元には多かれ少なかれヒーローへの憧れがあるんだよ!!」
「でもこれはどう考えても現実でしょ!?だからワクワクしてるんだよ!!」
『ほーお、』
『…面白いな相棒!そういう系か!』
「おっ!わかってくれるかいシェフレラ君!ならば話は早いねぇ!はっはっはっ!」
『おうよ!何でも訊いてみろレラ!』
「次に訊きたかったのは───なんだっけ?」
『メンバーカラーとか言ってなかったレラ?』
「ああそれそれ!」
「私たちの変身後の服には明らかにモチーフの色があったじゃん?それはそれぞれの相棒の身体と同じ色だけど、私たちが一番好きな色でもあるんだよね」
『相棒は緑が好きってことレラ?』
「そうそう、緑しか勝たんって奴ですよ」
『てことはガーベラの相棒は桃色が好きでネモフィラの相棒は青が好きってことレラ』
「その通り!」
「まぁ杏は色々好みがあるから一概にはそうとも言えないかもしれないけどねぇ」
『ふーん、』
「てことは全て仕組まれてると思うんだよ、一番好きな色が相棒になるって運命みたいな、うんうん、ほぉ~、」
『よく分からないけどなんか凄いレラ』
鈴菜のテンションにシェフレラが付いていっている、と言うべきか。とにかくこのコンビは相当な驀進劇を見せそうだ。暴走しなければいいが。
一方その頃、鈴菜も相棒に話しかけていた。
「怪物が現れた、変身した、それを倒した、」
「つまり私たちは今現在確かにヒーローなんだ」
『どうしたんだよ相棒、急に』
「ヒーローが現れるときってパターンがあるんだよねぇ」
「まず、一般人に正体が知られているか否か。それからヒーローが戦っているときに他の人はどうしてるのか。あとは変身者に何らかの代償があるのか、変身時の肉体的な変化はどうなってるのか、あとは───」
「メンバーカラー、だね」
『…意味がわからないレラ』
「ねぇ、私たちって正体知られちゃダメなの?」
『それは自分たちリレーション・セントラルの住人が相棒たちプリキュアにしか見つかっちゃダメって言われてる以上はダメなんじゃないかレラ?』
「むー確かに」
「じゃあ次、プリキュアの戦いは他の人にも見られる状況なわけ?」
『…そんなこと知らない、ってかさっきからそんな質問責めして相棒どうしちゃったレラ』
「そりゃもう!ヒーローは魂ですから!」
『…レラ?』
「この国の創作物としてのヒーローは凄いんだよ!特撮技術と言いアニメと言い!!人々の根元には多かれ少なかれヒーローへの憧れがあるんだよ!!」
「でもこれはどう考えても現実でしょ!?だからワクワクしてるんだよ!!」
『ほーお、』
『…面白いな相棒!そういう系か!』
「おっ!わかってくれるかいシェフレラ君!ならば話は早いねぇ!はっはっはっ!」
『おうよ!何でも訊いてみろレラ!』
「次に訊きたかったのは───なんだっけ?」
『メンバーカラーとか言ってなかったレラ?』
「ああそれそれ!」
「私たちの変身後の服には明らかにモチーフの色があったじゃん?それはそれぞれの相棒の身体と同じ色だけど、私たちが一番好きな色でもあるんだよね」
『相棒は緑が好きってことレラ?』
「そうそう、緑しか勝たんって奴ですよ」
『てことはガーベラの相棒は桃色が好きでネモフィラの相棒は青が好きってことレラ』
「その通り!」
「まぁ杏は色々好みがあるから一概にはそうとも言えないかもしれないけどねぇ」
『ふーん、』
「てことは全て仕組まれてると思うんだよ、一番好きな色が相棒になるって運命みたいな、うんうん、ほぉ~、」
『よく分からないけどなんか凄いレラ』
鈴菜のテンションにシェフレラが付いていっている、と言うべきか。とにかくこのコンビは相当な驀進劇を見せそうだ。暴走しなければいいが。