「───と、このような経緯で我々はここに来たわけなのですが」
ルーチェは頭を下げた。

「本当に勝手なお願いであることはわかっています。
決して危険がないとは言えませんし、過去の過ちに皆さん自身の罪があるわけでもありません。
しかし、伝説の戦士になれる若者は皆さんしかいないのです」

「どうか我々が挑むべき、リレーション・セントラルでの共存と平和への戦いに協力していただけませんか」