次の日朝から準備してると、
ガラガラ
工藤先生「あれ?学校行く気になったの?」
棗「愛斗くんとがんばるって約束しましたから。」
工藤先生「そっかそっか」
ガシガシと頭を撫でられて少し嬉しい気持ちになる
棗「工藤先生やめてください。せっかく髪整えたのに...」
工藤先生「ごめんごめん」
少しおどけたように謝る
棗「もう...」
工藤先生「そんな怒らないの、これお弁当?」
棗「はい、作ってくれたんです。」
工藤先生「良かったね」
棗「はい」
ガラガラ
茜「来たぞ〜」
龍「準備終わった?」
棗「うん」
茜「行くか〜」
工藤先生「玄関まで着いてくよ」
テクテクと4人で歩いてく
玄関、というより病院の入口に着くと工藤先生が
工藤先生「棗くんこれ、気休めにしかならないと思うけど体調悪くなったらこれ飲んでね」
唯一効く薬をくれた
棗「ありがとうございます」
工藤先生「行ってらっしゃいニコッ」
棗「行ってきますニコッ」
正直怖い。学校には同中の子お兄ちゃんも居る。でも頑張るしかない。