ゆっくり目を開けた

ここは⁇見たことのない部屋

私…どうしたんだろう…

床の掃除を始めて…
あ〜なんかオーラを放った集団が来たんだ
それから……ん⁇……記憶がない

ただフワフワした感じと
なにかいい香りがしたんだよね…

身体を起こし辺りを見渡した
病院でもないし…ここはどこだろう

そのタイミングでドアが開いた

「目が覚めた⁇」

この人は誰だろう⁇
白衣を着てるからドクター⁇
会社にドクターが存在するの⁇

「あのう…ここは⁇」

「ここは医務室だよ
俺の事…誰って思ってるでしょ!
俺はこの会社の専属ドクター」

すごい!やっぱり…
だけど…どうして私が⁇医務室に⁇

「あのう…私…」

「君ねえ…よく仕事してたね〜
すごい熱だよ〜だから倒れた訳
調子悪かったの⁇」

そうだ!身体が重かったなあ
頭もボーとしてたし…熱が上がったんだ
なんとか立っていたけど…倒れたんだ…

そのドクターは少しチャラい感じの人
顔はいけてるけど…本当にドクター⁇
疑ってしまう…

早くここから出ないと

「寝たらスッキリしたので
失礼します」

ベッドから降りた

「いや!寝てた方がいいよ」

止められたけど

「別に…大丈夫ですから
お世話になりました」

頭を下げて医務室を後にした

「君〜」

そんな声は届かなかった