『亜理子…大丈夫。…今度は私が守る。』




え…?最後、何か言った…?私がって言うのは聞こえとんだけどー。まぁ、いっか。




「ねぇねぇ、莉!姫華ってとこ行こー!」




散々泣いて疲れたから、何だか皆に会いたくなった。




そんな、私に呆れることなく笑って莉は頷いた。




このあと、私達姫華と王華たちが交わるとも知らずに。