れ、莉…?怒ってるのかな?私がどんどん進んでっちゃったからかな…




「れ、莉…?ごめんね、勝手過ぎたよね。本当にごめんなさい…」




だけど、莉は私に目も向けずに一言『先に部屋行ってて。』と告げると、顔を強ばらせたまま王華を連れて何処かへ行ってしまった。



何で…置いていくの…っ莉、やだっ…行かないで…一人にしないで…