そんなこと考えていたとき…誰かの電話の着信音が幹部部屋に響いた。 『あ…私だ。ごめん。』 そう一言言って幹部部屋を出ていった莉だが、2分くらいしたあと扉の奥から『えっ!?』と大声がした。 何か…あったのか?家族とかか…?でも、確か仲間と過ごしてるとか言ってたような… 『み、みんな…っ。あ、亜理子が…!』