「顔、赤いですケド?どうかしました?」

「う、うん!大丈夫だから」

あぁ〜、もぅその上目使いやめて〜!!


そんな私の心境も知らずに、大地君はおでこをこつんっ。と、ぶつけてきた。


「ぅ〜ん。熱はなさそうですね!」


そぅ言って、大地君はニッコリフェイスを向けてくるんだ。


さっきより縮まった距離。

何故か、私の心臓はさっきより、速くなっていた。