ッ遥人先輩!?

『…遥人先輩!』

「待ってろ。今開ける!」

先輩…来てくれたんだ。

数分後、扉が開いた。

「大丈夫か!?」

そう言って駆け寄ってくる遥人先輩。

『な、なんで遥人先輩が…?』

「…美紅が先輩たちに連れられてくの見たから」

そうなんだ。

なんだか安心した。

帰ろうと立った瞬間_脚に鋭い痛みが走る。