「受験、3月だっけ?」


「うん。あと1ヶ月」


「ひゃー、緊張だね。でも絶対いけるよ! 毎日すごく頑張ってるもん!」


「あはは、ありがと。頑張る」


「……お、じゃあ私ここだから。またねー」


「うん、また明日」


私はバスを降りる友達に向かって手を振った。