「明日は、お互い楽しもうね♪」

「何を??」

「決まっているじゃん!!
デートだよ!!デート!!」

「あ~・・・、そうだったね」

「嬉しくないの??」

「嬉しいけれど・・・」

「けれど??」

「私、后埜といる時無口になるから・・・
多分、いつもみたいに沈黙が流れる
と思う」

「あっ、そっか うーん・・・
まぁ何とかなるよ♪」

ニコッと梓は笑った
どうして、そんなにポジティブに
考えれるんだろう
羨ましいよ・・・


「梓のポジティブな性格が私の性格の中にも入っていて欲しかったよ…」

どっちかって言うと私はネガティブな方だと思う
すぐに、マイナス思考になるし…
一回悩むと、とことん悩んでしまう

「私は、愁羅の冷静な性格が入っていて欲しかったよ」

「何で??」

「だって、私いつもすぐパニクると冷静さが無くなっちゃうんだよね 例えば、テストのときとか だから、愁羅みたいなパニクってもすぐに冷静さを取り戻せる所がたまに羨ましいなって思う時があるんだ」

「そうなんだぁ もし、パニクった時は一回大きく深呼吸すると良いよ☆ 私も、そうやっているから」

「ぅん♪ ありがとう!! 愁羅大好きだょ♪」

ギュッと梓は私を抱き締めた

本当に、可愛いなぁ梓は…