駅前から、歩いて色々な
お店を回った

「梓・・・」

「何??」

「どんだけ買っているのよ・・・汗」

梓は、両手いっぱいに服が
入った袋を持っている

「これぐらい、買うのが
私にとっては普通なの
でも、やっぱり愁羅の
ファッションセンスは
良いよね」

服を買う時、私がほとんど
梓の服を選んだ

彼氏いる梓が、
何気に羨ましいと思う

私も、后埜と・・・・・・
何て思ったりするけれど
叶うはずがない

「叶わない願いなんて
願っても無駄だよね」

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