聖Side
 
 学校からでると、もう結構暗かった。海人大丈夫かな?って思って歩いていた。


 スタスタ....。足音が聞こえた。家までは一キロもないからそこまで

 遠くはなかったし、足音にもとくには気にしてもいなかった。


 「ただいま。」

 『お帰り。』

 
 外は風がすこしふいていた。聖は、まだ気付いていなかった。