文化祭の恋は、甘く切ないが混じった素晴らしいものだった。

 これからも、幸せに。


 よろしくな。美里。

 よろしく、悠希。


 海人Side

 花火がもう打ち上がっていた。

 綺麗だった。一つ一つ素晴らしかった。



 俺は、教室で一人で見ていた。

 ガラガラ。



 俺は、振り返った。

 そこには、聖がいた。


 「海人、一緒に見ていい?」

 聖が俺に言ってくれた。

 嬉しかった。