「愁になんて言えなかった。いなくなる気がしたから。」

 「私が愁の彼女になる権利なんてなかった。」  


 
 「浮気だもんね。でも、愁は笑顔をたくさんくれた。」

 「愁に告白されて断れるわけなかった。」


 
 「愁は、私の中で本当に大切な人になっていたから。」

 「浮気と分かってながら付き合うのは許されないって分かってた。」



 「でも、愁がいない生活なんて無理だった。」

 「言ったら....愁は私を........許さない。」


 「いけないってことも。でも、無理だった。」

 「暴力受けて、怖くて言えなくて。」


 「束縛のことも言えなかった。」

 「愁が、何回か気にしてくれた。」


 「相談したかった。でもできなかった。」