また勉強しようかなとは思ったけれど、今日は十分したからと彼の隣に座ってテレビを見始める。

彼のバラエティ番組がやっている見たいで私も一緒になって見る。

そうしていると、私の太ももに彼が頭をあずけてくる。


いつもなんも言わないでくるからびっくりするのよね。


いつも通り甘えたな彼の頭を撫でながらテレビを見続ける。


「あっ、そう言えば香水プロデュースするの?」


ふと、今日帰宅中に知ったことを聞く。

家で仕事の話をすることがあまり好きじゃないから聞かない方が良かったかな、なんて思ったけど彼は平然と答えてくれた。


「うん。ありがたいことにね。」

「よかったじゃん!楽しみだね!」

「嫌じゃないの?」

「え?」


微妙な表情をして私を見上げる彼。

凄いことだと思うし私もなんだか誇らしいよって伝えると意地悪な笑顔を見せる。