毎朝の日課



朝から
腕が、おもくて目覚める。


私は、神谷祐希(かみやゆうき)　32歳　
完全に名前は男っぽいが、正真正銘女


そして、私の腕の中で寝てる、こいつ。

佐藤　一馬　47歳
私の働いている会社の社長。
一応、いっときますが、恋人ではありません。



朝から、
「社長また、なんでうちにいるんですか」


社長はため息をしながら、

『ゆうき、昨日お前連れて帰ってくるの大変だったんだからな。隣に寝るくらいいつものことだろ？』

47才もなるおっさんが、恋人でもない、しかも、部下の家に毎日いることが問題なのに。


「なにが、大変なんですか、社長のせいで彼氏と別れる羽目になったんじゃないですか？
」


そう、昨日は私の32才の誕生日。私は、一年ぶりにできた、彼氏と2ヶ月で別れることになったんです。


社長のせいで！

「社長うちで、寝るのも、ご飯を食べに来るのもやめてもらえませんか。」

根にもつタイプの私は。朝から、社長に愚痴愚痴