「けど??」

「なんかそんな気がするんだもん…」

凛ちゃんはにっこり笑った。

「私も蓮の事になると不安になるよ!!…陽菜も不安なんだね」

私が何も言わずにコクンと頷いた。

「不安はね~お互い言わなきゃわからないんだよ~★…だから陽菜も空斗君に一回話してみなよ!」

「でも…もぉ遅いよ…」

「遅いかどうかはまだわからないよ??」

「??」

凛ちゃんの言葉の意味がよくわからなくて首を傾げていたらチャイムがなってしまった。