チャラ男の腕を掴んで居る春兄が見えた。

「何してんだよ」

春兄は低い声で言った

めっちゃ怒ってる!!

「なんだテメェ」

冷や汗をかいていると、

春兄に腕を掴まれて居た人が話しかけてきた

「は?」

春兄はフギゲンそうに、

低く呟いた

「なんだお前」

「コイツの保護者」

「あぁ?」

ヤバいかも・・・

「テメェらウゼェ」

――ガッ

一瞬で一人の男が吹っ飛んだ

あーぁ昔春兄ヤンキーで強かったのに、知らないなんて・・・

・・・バカだ

そう思っていると、

「雛乃」

低い声で春兄に呼ばれた