「兄貴…キモィ…。」
「洋太くん…キモィ…。」
さっきまで、部屋に篭っていた二人がリビングに戻って来ていた。
「あぁん?!(怒)お前等そんな事言っていいのかぁ?」
俺が二人を睨むと慌てて二人が謝ってきた。
ココは俺と茜ん家だッ!
と言わんばかりな顔でニヤリと笑う俺。
「意地悪言ったら可愛そうでしょう!」
茜が俺の頭にチョップした。
「イテェ!ゴメン、茜〜!」
俺が茜に謝ると茜がヨシヨシと頭を撫でてくれた。
「プッ(笑)洋太くんって、茜チャンには弱いよね!バカップル(笑)」
てめぇ!(怒)
俺がまた顔を強ばらせると茜が笑った。