「皆、喜んでくれて良かったね!」


茜が掛けた月を見上げながら言った。


「あぁ、そうだな。」


俺もつられて月を見上げた。


「洋太、幸せにしてね?」

「任せとけ!!」


「あたしも、洋太を幸せにするから!」


茜が俺を見て言った。


「愛してる…。」


ソッと茜の唇に俺の唇を重ねた。










(完)