まぁ、まぁ、御察しの通り…すげぇ飲まされた…。 時間はもぅ夜9時…。 さすがに親父と義夫さんは潰れて、各母親達に引きずられて客間の布団に放り投げられていた。 俺は、何とかまだ意識もあり、酔いも少し冷めてきていた。 「洋太、飲み過ぎじゃない?」 風呂から上がって来た茜が、水をくれた。 「あぁ、久しぶりに日本酒飲んだから、さすがに参った!!」 縁側で庭を眺める形で、俺等は座った。