夏を殺して。
恋愛(学園)
完
1
- 作品番号
- 1613198
- 最終更新
- 2020/08/20
- 総文字数
- 2,222
- ページ数
- 7ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 1,643
- いいね数
- 1
こんな夏死んでしまえばいい。
*レビュー御礼*
弓削あずき様、Nia.様、椿れいみ様
ありがとうございました!!
目次
この作品のレビュー
この作品の感想ノート
マ、マポンさんがおる…!
って違う違う!それを言いに来たんじゃない!
この、友達以上恋人未満、っていう関係が大好物なんですよ(((え…言い方がキモい
このなんていうか欲張りな?残酷な?なんだろ…捻くれてる感じの女の子って大好きです!
恋愛小説ではお決まりの清廉潔白で可愛らしいヒロインじゃなくて、人間味がある?この方が好きなんですよぉぉぉお!!
あなたは私の心を奪っていきました。
なのでいまから、吉田を思いながらアイスを食べたいと思います。
花吉 のん様
はじめまして。夏のお話が読みたいと思った矢先に「夏を殺して。」のタイトルを見つけ、惹かれ読まさせていただきました!
読了し、村上いいい!と思わず呼び捨てで叫びそうになりました。「まったく、村上はばかだ、吉田ちゃんみたいな一途でかわいい子を好きにならないなんて、本当にばか、吉田ちゃんを苦しめるんじゃない!あ、それから、両想いおめでとう、よかったね!幸せにならなきゃ許さないぞ!」…なんて、誰目線かもわからずに畳み掛けて言ってしまいそうです。
たしかに夏は残酷だな、と思いました。夏にたくさん苦しめられ、夏のせいで、きみのせいで、と八つ当たりしたくなります。それも、殺してしまいたくなるほど。
アイスを頼むだけ頼んで教室を飛び出した吉田ちゃんが、夏から逃げ出そうと飛んでいくセミのようにも思えたし、意地を張って自分だけで背負い込む幼子のようにも感じました。村上くんは知らないけど、わたしは知ってるよ、がんばったね、とそばで寄り添ってあげたくなるけれど、吉田ちゃんにはありがた迷惑かもなとも考えてしまいます。それくらいわたしは吉田ちゃんに感情移入しました。
長々とすみません。切なくてすてきなお話をありがとうございました。
吉田ちゃんも幸せにならないと、わたしも夏を許さないぞ、なんてことを冗談ぽく考えながら、ずっと吉田ちゃんの味方でありたいなと思います❁.
※ネタバレ有※
のんちゃん〜!!だいすきすぎて結婚を決めてしまった人間です🙋🏻♀️
──通学路はいつも通りだった〜ひっくりがえって、死んでいた。
ここの文章がだいすきすぎてまず叫んだ…。もちろんその前後も、というかぜんぶが愛で、だいすきで、できることならばメガホンで世界中に発信したいくらいらぶなんですけど、のんちゃんのえがく生命の感じがとんでもないツボで…!
──人間を食べるヒトがいるなら、わたしはいま、ちょうどいい塩加減だ。
のんちゃんと吉田ちゃん天才!って思いました。すき♡
──声を出すたびに、込み上げてきそうなモノがたくさん喉につめられてる。
──わたしっぽいの選んできてよ
切なくて、くるしくて、夏。
──わたしのために買ったアイスを、わたしがいない教室で食べてよ。
──しょーがねーなって、ちょっと溶けたアイスを、吉田、無責任だなーって思いながら、その時間はわたしのことを考えて食べて。
ここのすきがすごすぎて、涙と、作品・のんちゃんへの愛で大洪水です。
もうこれはこの作品でしかこの感情になれないです。たくさん読むねっ!!
素敵な作品をありがとうございました🍀