中に入ると、中山さんがパソコン を立ち上げていた。
机には資料が人数分キレイに並べられている。
「杉本さん、すみません。共有ファイルに置いた資料がどこにあるかわからないんですけど」
彼女が困った顔で聞いてくる。
まだ来て間もないし、そう何でもできる訳ないか。
「ああ。パスワード解除しなきゃここでは見れないんだ。ここまで出来てれば後は僕がやるから。ありがとう。もう定時だし、中山さんはあがっていいよ。お疲れさま」
中山さんに厳しかった今までの自分に反省して、今度は優しく笑いかける。
「……お疲れさまです」
彼女の顔はまだ困惑気味。
僕とどう接していいのかわからないのかもしれない。
今まで素っ気なくしてたし。
中山さんと入れ替わるようにして、佐久間さんと他のメンバーが入ってきた。
打合せを始めて数分後に、中山さんがトレイにコーヒーとスナックをのせて持ってきた。
多分、定時後でみんなお腹が空いてるから気を利かせて持ってきたのだろう。
机には資料が人数分キレイに並べられている。
「杉本さん、すみません。共有ファイルに置いた資料がどこにあるかわからないんですけど」
彼女が困った顔で聞いてくる。
まだ来て間もないし、そう何でもできる訳ないか。
「ああ。パスワード解除しなきゃここでは見れないんだ。ここまで出来てれば後は僕がやるから。ありがとう。もう定時だし、中山さんはあがっていいよ。お疲れさま」
中山さんに厳しかった今までの自分に反省して、今度は優しく笑いかける。
「……お疲れさまです」
彼女の顔はまだ困惑気味。
僕とどう接していいのかわからないのかもしれない。
今まで素っ気なくしてたし。
中山さんと入れ替わるようにして、佐久間さんと他のメンバーが入ってきた。
打合せを始めて数分後に、中山さんがトレイにコーヒーとスナックをのせて持ってきた。
多分、定時後でみんなお腹が空いてるから気を利かせて持ってきたのだろう。