「もう入ってもらって構わないよ」
瑠偉さんは何事もなかったかのように、王子のような爽やかな笑顔を玲子に向けた。
玲子は私達の方に近づいて来て瑠偉さんに耳打ちするが、その声が私にも聞こえた。
「部のみんなにバレてますよ。大事な親友です。ちゃんと責任取って下さい。じゃないと、呪いますよ」
玲子の目は笑っていた。
「式には招待するよ。じゃあ、東雲さん、続きは後で」
瑠偉さんは手を軽く振って部長室に戻っていく。
だが、急に立ち止まってこちらを振り返った。
「ああ、そうだ。東雲さん、悪い虫って何かな?後で教えてくれる?」
爽やかに微笑む腹黒王子の言葉に私は震え上がった。
瑠偉さんは何事もなかったかのように、王子のような爽やかな笑顔を玲子に向けた。
玲子は私達の方に近づいて来て瑠偉さんに耳打ちするが、その声が私にも聞こえた。
「部のみんなにバレてますよ。大事な親友です。ちゃんと責任取って下さい。じゃないと、呪いますよ」
玲子の目は笑っていた。
「式には招待するよ。じゃあ、東雲さん、続きは後で」
瑠偉さんは手を軽く振って部長室に戻っていく。
だが、急に立ち止まってこちらを振り返った。
「ああ、そうだ。東雲さん、悪い虫って何かな?後で教えてくれる?」
爽やかに微笑む腹黒王子の言葉に私は震え上がった。