そう思っていると会社の前に車が停まった
その車は社長の車
ヤバすぎ!

社長が降りて来た

私達を見て驚いていた
驚きますよね〜

そして姫君が

「パパ〜」

と走り社長の所に行った

とっさにさっきの男の人が気になった
男の人を見ると
あきらかに社長を睨んでいる
不安が確信となった

男の人の右手に瞬間ひかる物が見えた

「姫華ちゃん!社長!」

とっさに姫君と社長を抱える体勢をとった

何が起きたのか⁇

周囲がザワザワしている
悲鳴が聞こえるのは気のせい⁇
あれ⁇私…社長に抱かれてる⁇

「すず!」

社長の声が震えている⁇
どうしたの⁇
安心させる為に笑った

抱きしめている姫君に

「姫華ちゃん大丈夫⁇」

「うん…大丈夫」

姫君も震えてる

どんどん人が集まってきている⁇

「大丈夫ならよかった…」

なんか安心したのか身体の力が
なくなっていく

「すず〜…ず」

みんなの声が遠くに聞こえる