「おーーーい!葉月こっち来い!」
誰かが私の名前を呼んでいる。



私は声のする方向へ向かう




だが、その声は其方から聞こえているはずなのに私はその声の主の所に辿り着くことができない。



ずっと私の名前を呼んでいる

走っても走っても声の大きさは変わらず、届かない。
いくら走っても景色は何一つ変わらない。





「早くー!」



「逃げちまうってのに!」




その声は私は引き寄せようとしている
私はひたすら声を探す


近くで声がしてるはずなのに、辺りには何も見えない
ただ見えるのは一面の白い花




次の瞬間、モスキート音のようなものが鳴る



激しい頭痛が襲った






... .......っ ....mpgw kw i e....... i


.......m gk e


「嫌ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


私はその場にいるだけで頭がおかしくなりそうだった


そして私は行き場を失くし、その場に立ち止まった。






気がついたらもう何も聞こえなくなっていた