私は帰路についていた。
そしていつものように考え事をする
空には絵に描いたような夕焼けが広がっていた。
こんな綺麗な夕焼けにもダークな部分ってあるのかな
いつも通りの日常で何も変わらない生活に疲れた自分がいた。
周りの人達に恵まれて、本当に感謝したい気持ちもある一方で
最近
何を求めて
何を探して
何がしたいのか
分からなくなってきた
「この夕焼けの中にはどんな世界が広がってるんだろう」
純粋な疑問だった
青い「純粋」な心 と「情」の橙色な心
青い「純粋」な心は 一途であり、邪念や私欲のないもの
橙色の「情」の心は 想いのストレージ
混ざりあって混ざりあって
「人」をつくる
私の空はもう完全な橙色に染まっているのかもしれない。
情で埋め尽くされている
『子供が持つ無垢で純粋な青い空に...................』
「ッ...............................」