1つのチームで1レーンを使うので、まずはチームごとに分かれて座ることになった。
私のチームには、C組からは瀬那先生と門奈くんと女の子1人、D組からは私と男の子2人という……男の子の割合が高いチームになった。
そのおかげで、出だしはかなり高得点が出て絶好調だった。
……しかし、幼稚園以来ボーリングをやっていない私が見事に足を引っ張った。
もうひとりの女の子はよくボーリングに来るらしく、男の子たちに比べたら点数は低いけど、なかなか高い点数を叩き出した。
それに比べて私は……ガーターの連続。
レーンの端にあるガーターへ次々とボーリングの球が吸い込まれていく。