ここで……⁉︎

確認って、脱いで確認するってこと⁉︎



私は恥ずかしさで体温が上がり、どうにかなってしまいそうだった。



「あの、瀬那先生……っ」



さすがにこの場で脱ぐのは私には難易度が高すぎる……!


そう思って、私はボタンに手をかける瀬那先生の手首をギュッと掴んだ。



「冗談だよ。こんなところで脱がすわけないだろ」

「……へ……?冗談、だったんですか……」

「呉羽だって本気じゃないだろ」



瀬那先生は優しく笑ったあと、私に近づいて……「それとも、本当は脱がされたかった?」と、耳元で甘く囁かれた。