「……年下とは付き合ったことないな」

「じゃあ、年下と付き合えたら新鮮で楽しいかもね」

「でも、俺は色気あふれるお姉さんの方が好みかなぁ……」



私がアピールしてるのを分かっててわざとなのか、片方の口角だけを上げてそう言う瀬那先生。



色気あふれるお姉さん、ねぇ……。



「私だって色気ありますよ」

「この間まで中学生だったお子ちゃまがなに言ってんの」

「……脱いだら、すごいかもしれないよ?」



瀬那先生は私の頭から足の先までゆっくりと見た。



「じゃあ、ここで確認してやるよ」

「え……っ、ちょ、せんせっ……」



瀬那先生はそう言って、私のYシャツのボタンに触れた。