あたしはそう言い、直人の家に入った。


直人は、奥に座っていた 




あたしが足音をたてると、直人に気付かれた。


直人の目からは、涙が流れていた……




「…見んな…帰れよ。…悪い…帰ってくれ……」



「……恭平はもういないから…あたしがビンタしたから!!」




「…俺って、…あいつにとって…ただの邪魔者だったなんてな………」