ま「お!

愛梨ちゃん!

愛梨ちゃんも次文学?」


あ「うん。

牧野さんも?」


僕の、


愛梨への第一印象は、


お淑やかなお嬢様、だった。


ま「愛梨ちゃん、

今日も可愛いね!!

そのお化粧は、俺のため〜?」


あ「ヤダもう牧野さんったら!!」



愛梨は恥ずかしさからか、


右足で牧野を蹴る。


印象外だった。


これが、


親友の彼女である愛梨に、



興味を持つことになる出来事だった。



あ「そこの人は?」


ま「ああ、


コイツは俺の高校ん時の親友で、

村上賢吾」


あ「どうもはじめまして、

うちは夢原愛梨です」