「まじ!?見えないんですけど!!」

大興奮の紫
春陽は恥ずかしそうにうつむいている


「てか、先生とこんなとこで何してたんだよ!?

まさか……そーゆうこと?」


紫の言葉に一瞬心が大きく動く

「バ…バカ ちげぇよ!昔からの知り合いなんだよ!」
「昔からの知り合い?」
「そう 理人くんのおじいさんと私のおじいちゃんが友達で…田舎が一緒なの」

へ−…
と紫が納得する
落ち着かない俺の気持ちには気付いていないようだ