川の中でしりもちをつき、水でびしょぬれになった僕は放心していた



─何!?何??何事!??

1人でパニックになっていると横からまたあの声が聞こえた


「きゃ─!!ごめんね!!!大丈夫!!!?」



その声の方へと振り向く


僕よりもずっと年上の女の人がバツの悪そうな顔をしながら僕に手を差し伸べていた



これが──


僕達の出会いだった