「う…うん
すごかったね…理人くん大丈夫??」

春陽が心配そうに俺を見上げる


うっ…ヤバい


上目遣いの春陽
可愛すぎる……///


─ドキンドキン


落ち着いていた胸がまた大きく動きだす


「あ!手、ちょっと傷になってる」

そう言って春陽が俺の手にそっと触れる

─ドキンっっ!!!


高鳴る気持ちを押さえきれなくなる

優しく俺に触れる春陽の手……

春陽…春陽…春陽……!!

押さえが効かなくなった俺は春陽の手を取る


「…春陽!!!


…俺っ…………!」