「どっち方面??」

駅に着くと春陽が手で方向を指す

「あ こっち」
俺も手で方向を指す


「一緒だね 私一つ隣の駅なんだ」
「そ一なんだ 俺2つ隣」

改札を抜けて階段を登りホームに着くまでたわいのない話をしていた


暫くすると電車が来て俺たちは乗り込む

時刻は6時前…
帰宅ラッシュだ…

無理矢理体を押し込み春陽のスペースを作る

春陽は¨ありがとう¨と言いながらそこに納まる