「あ…私そろそろ帰らなきゃ……
引っ越しが全然片付いてなくて」

「えっ……」

もっと話していたい……


そう思った俺は自然とこの言葉を口にしていた

「送るよ!!」
春陽はビックリした顔をしてすぐに微笑んだ

「いいよいいよ!電車だし」

「あ……いや、
俺も電車だし………それに………


その…思い出話をもっとしたいし……」




あははっ
と春陽が笑う